大学院応募には、英文推薦状(Letter of Recommendation)2、3通提出が必要です。
どこを検索しても、
アカデミックな研究エリアで、あなたを良く知った先生に書いてもらいましょう、
と書いてある。
って言われてもね、
大学卒業は30年前で、先生とは連絡とってないし、
成績悪かったから、推薦状なんて恥ずかしくて書いてもらえないし、
大体英文書ける人知らないし、
あー、頼める人がいない、とあきらめていませんか?
そんな方でも大丈夫、良い方法があります。
誰に頼む?
1通目:上司(私の上司からは、え、今から勉強するの?変わり者だねーと言われましたが、そんなことは気にしません♪)
2通目:最近知り合った大学教授(私の場合、最近受講したミニMBA研修の講師の方にお願いしました。先生の方が年下ですが、そんなことは気にしません♪)
3通目:一緒に仕事をしたことがある高学歴知人(私は、博士号を持つ元仕事上の知り合いにお願いしました。唐突で驚かれましたが、そんなことは気にしません♪)
勉強したいという人を応援したい気持ちは、皆が持っています。
一方、英文は大変すぎる、
引き受けて出来なかったら迷惑かけちゃう、と不安にも思っています。
そこで、不安を解消してあげる依頼方法が重要になります。
どうやって依頼する?
私も一度後輩の推薦状を書いたことがありますが、とても時間がかかりました。
なので、推薦状をお願いする時にはそのことを忘れず、
敬意を持って、先方の手間時間をなるべく少なくすることを、心がけましょう。
また、1ヶ月以上の余裕を持って依頼したいですね。
最悪は、英文推薦状案を自分で2、3通書くことになりますので、2、3ヶ月の余裕は持っていたいかも。
- 志望理由書が既にできていれば、大学院進学の目的、学びたいこと、出願予定校はすでにまとまっているので、そこから抜粋し推薦者に伝えましょう。志望理由書の書き方は下記リンクを参照ください。
- 推薦状の提出先、提出期限、留意事項など簡潔にまとめ、推薦者に伝える。
- 英文推薦状作成には時間がかかるので、ご希望あれば案を送りますと積極的にオファーする。
推薦状案を自分で作成するには?
結構な確率で「推薦状案を書いて」と言われます。
あくまで案ですから。
推薦者は後で修正できるし、いいんです。
でも、そのままサインする人もいますので、Best effortで良い案を渡しましょう。
自分を褒める文章を書くのは難しいもの、
まずは、自分を頭の中から一旦外に出して客観視するために、
自分の写真を目の前に置いてください。
次に、ネット上で推薦状サンプルを検索。
自分もあったもの数個を、印刷かブックマークし手元に置く。
その後は、志望理由書の書き方サイクル1と同じです。
- ステップ1:日本語で構成を考え、要点箇条書きする。
- ステップ2:要点箇条書きを英訳する。(AI翻訳ソフトDeepL無料版は優れもの)
- ステップ3:箇条書き英語版を、接続詞加え順番入れ替え、通常の英語文に変更する。(AI英語添削ソフトGrammarly無料版は優れもの)
- ステップ4:Proofreading依頼。(私はCambridge Proofreading & Editing Service LLCに依頼しました。修正理由、改善するエリアなど非常に細かく高品質アドバイスを書いてフィードバックをくれます。https://proofreading.org/)
- ステップ5:Proofreading指摘事項を修正する。推薦状案完成。
推薦者の英語力に応じて、日本語訳も付けてお渡しすると、親切ですね。
まとめ
大学卒業後30年経っていても、推薦状書いてくれる3名を見つけることは可能です。
私の通う大学院学生にアラフィフもたくさんいますので、皆同じように知恵を絞って推薦者探してきているのでしょう。
誰に頼む?
- 1通目:上司
- 2通目:最近知り合った大学教授
- 3通目:一緒に仕事をしたことがある高学歴知人
どうやって依頼する?
- 志望理由書を抜粋し、推薦者に自分の思いを伝える。
- 推薦状の提出先、提出期限、留意事項など簡潔にまとめ、推薦者に伝える。
- 英語推薦状作成には時間がかかるので、ご希望あれば案を送りますと積極的にオファーする。
推薦状案を自分で作成するには?
- 基本的に、志望理由書の書き方サイクル1と同じです。
- Proofreading英文添削は、お金を払ってプロの力を借りましょう。