メンター(信頼おける優れた相談者)を見つけ定期的にアドバイスを仰ぎなさい、
と20代の頃から聞いていました。
勤務していた会社でメンターをつけてもらったこともあるし、
メンターと仰いでいる尊敬する大学の先輩もいて、
異動や転職や離婚時など人生のクリティカルな場面で、
有益なアドバイスをいただいてきたので、
その重要性を理解しているつもりでした。
でも、今回の大学教授のメンターからは、今までにないインパクトを受けました。
影響を受けただけでなく、すぐにアクションにつなげられました。
何が今までと違ったかというと、
今までのメンターは先輩・女性・日本人・相談言語は日本語だったのに対し、今回は、
- 年下
- 男性
- 中国人
- 英語
ズバリ、多様性が違ったのです。
自分と異なるバックグラウンドを持ったメンターに、
自分の考えを述べて意見を求めると、
ほぼ100%、あーそういう考え方があったのか、自分では考えもつかなかった、という
フィードバックをくれます。
自分の前に、今までよりバラエティ豊かな選択肢が置かれ、
どれもが選択可能なオプションなのだと思える、
これが多様性の力なのだと、
初めて感じました。
そして、このモメンタムを無駄にはできない、と感じ、
大学院に進むことを決心しました。
アクションに踏み出せないと思ったら、
自分とは違うバックグランドの人たちやメンターに、
相談してみましょう。
目の前に思いもよらない選択肢が彗星のように現れ、
あ、これチャンス!と、
アクションしたくなるはずです。